古代、当時では難しいとされる高度な技術が使われており解明不明な文明を『超古代文明(ちょうこだいぶんめい)』と呼びます。
例えばエジプトのピラミット建造やミイラの作成。超巨大建造物を正確に精密に作ったり『死』への考え方もかなり確立されていました。
現代でも真似できない高度な文明を持ちながら滅びてしまった超古代文明。今回は超古代文明から発見されたものの中でこれからの未来創造と思われるものを解説します。
仮説①古代宇宙飛行士説
古代の地球に宇宙人がたの惑星から飛来し、人類はじめすべての生命体を創造し人類に超高度な文明を授けた。それが古代文明を発展させたと言われている説です。
この説が広く知られるようになったのは、スイスの実業家、エーリッヒ・フォン・デニケン氏の「未来の記憶」という著書が出版されたことによります。 その根拠として挙げられるのが、神話や伝説・オーパーツの存在・壁画に描かれている宇宙人と思われる描写が数多く発見されている事など。 古代遺跡の多くは高度な天文学知識に基づいて建設されているといわれています。
オーパーツとは
オーパーツは、それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品
仮説②南極に人が住めた説
南極に存在していたかもしれないと仮説がある超古代文明。ピリ・レイスの地図は1929年トルコで発見された古地図です。
アメリカの古地図研究家、アーリントン・マレリー氏がこのピリ・レイスの地図を詳しく分析しました。 地図の海岸線はエジプトのカイロ上空から撮影した衛星写真の地形と一致しており、地図の南端にある陸地は氷に覆われる前の南極大陸の海岸線を示している事がわかりました。
南極大陸が氷に覆われる以前、そこには陸地があり草木が育っていたと言われています。 そしてそこには超古代文明が栄えていた。このピリ・レイスの地図はその当時の地形をあらわしたものではないかと言われています。
実際の南極調査結果
ロシア北極南極科学調査研究所は南極のボストーク湖の調査を開始した。 1989年から始まった掘削作業は3800メートル掘り進め、初めて同湖に到達しました。
3768メートル掘り進めたところで調査団は不思議な物を発見しました。 水中カメラによって捉えられたそれは、黄金の様な金属で作られた鉤十字でした。 明らかに人工物であるそれは大きさ、高さ、幅ともに100メートルに達すると推定されています。
ですが、この事実はロシア国防省によって秘密にされました。 ボストーク湖は200万年もの間、分厚い氷に覆われていたとされているためこの発見は当時のロシアにとって絶対に外部には知られたくありませんでした。 そのため掘削作業をしている科学者たちに高度な暗号による通信以外を禁じました。
このことは2012年、ロシア国防省が作成した報告書よって明らかになりました。 近年の調査によってボストーク湖には推定3507種の有機体DNAが存在している事がはんめいしました。 湖水サンプルから発見された微生物の遺伝子は地球上の生物とは異なる結果となりました。
ボストーク湖にはバクテリアをはじめ、単細胞生物、多細胞生物が多くを占めているが未知なる新種生命体も含まれているそうです。
ゴーリング・グリーン州立大学のスコット・ロジャーズ教授は生物が存在しないと思われてきた氷に覆われた湖に有機体が存在していたことで、生物が存在できる場所と存在できない場所についての考え方が変わってしまうと述べています。
このことは今まで人類が大気のない世界では生命は存在しないと言っていたことが覆るかもしれないという事になります。 宇宙に無数にある天体の中に地球人以外の生物が存在するかもしれない事をあらわしいます。
仮説③滅んだ大陸説
アトランティス大陸
約1万2000年以上前、太平洋に存在したと言われています。 ギリシャの哲学者プラトンはアトランティスはリビアとアジアを合わせたほどの大きさがあり、場所はヘラクレスの柱の外側だと語っています。 アトランティス人は徳が高く聡明でテレパシーや霊的能力にも長けていたとしています。
アトランティスには飛行機や船、潜水艦などがあり、テレビや電話など現代の人類が使っている物も普及していた。 エネルギーはレーザーを用いて遠隔で供給していた。 首都はアクロプリスで輪の形をした巨大な運河に囲まれた水の都だった。
ムー大陸
太平洋中央一体に東西8000km、南北5000kmにも及ぶ大陸だとされています。 国王ラ・ムーが統治しており、人口は6400万人とも言われています。 超古代文明が栄えており、他国を次々と制圧した軍事国家だと言われています。
レムリア大陸
地殻変動によりインド洋一体に大陸が存在したと言われていましたが、神智学協会創始者の1人、ブラヴァッキー夫人によって太平洋にあると発表され高い支持を得ました。 レムリア人が人類の文明を築いたとされ、その末裔がタルミ人だとされています。
タルミ人の古代に記された文学の伝説に海中に没した王国が存在する。タルミ人の間ではこの王国クマリナドゥがレムリアと同一だと考えられている。 その国には超古代文明が栄えていたとされています。
仮説④異星人を思わせる壁画
この超古代文明を築いてきた国の人達について、宇宙人から技術と知恵を授けられたとされる説と、宇宙人が最初の古代人だったのではないかとされる説があります。
▼飛行機のような壁画
▼現在の異星人のモデルになった壁画
▼幼児とは思えない小さい何か
ピラミッドやオーパーツなど、現段階ではなぜそれらが造られたのか、それほどの技術をどのようにして手に入れたのかは解明されていません。
ですが、彼らは多くの遺跡や壁画を残しており、そこには宇宙人やUFOなのではないか?と思われる物が描かれています。 それらを解明する事が出来た時、現代の文明もより進み宇宙の仕組みや人類の本当の誕生など解る日が来るのではないでしょうか。
まとめ
古代の人達が残した遺跡はそのほとんどが高度な天体知識を用いて造ったとされています。 高度な文明を築く一方で、星の動きや自然の流れを大切にしていました。 それらがいかに重要であるか彼らは知っていたのかもしれません。