あなたは気功治療の威力を知っていますか。
気功治療とは中国の民間療法、代替療法です。
中医学の経路理論などと結びつき、実際に医療効果を上げてきたことから、中国の病院には「気功科」が併設されている場合もあります。
その反面、目に見えない「気」を操るこの治療法は、科学的根拠がないとして敬遠される場合があるというのも事実です。
しかし実際に「現代医学で見放された患者が気功治療によって症状が改善した!」という声は、今も世界中であがっています。
病気になったとき、おそらく大多数は西洋医学の病院を選択するかもしれませんが、この素晴らしい気功治療の実力を知っておいて損はありません。
今回は世界で実際にあった気功治療の奇跡と、一流気功師がおこなう治療方法を紹介します。
1.気功治療で得られる効果
気功治療の目的は【健身】【予防】【治療】です。
現代医学、積極的に定期健診を受ける「予防医学」と「治療」に特化されたものですが、気功治療の場合は、常に気を整えておくことで、上の3本柱が完成するわけです。
- 免疫力を高め、自然治癒力をアップさせる。
- リラックス効果で心身のストレスを解消させる。
- 経路の通りをよくして、気血を調和させる。
- 大脳皮質の興奮を緩和し、内臓の働きを活性化させる。
- 自律神経を整える。
- 様々な潜在能力を開発する。
これらをバランスよく整えられるのが気功治療です。
いい気を巡らせ、すべての生命活動の場を整えることで、万病の原因は取り去ることができるのです。
2.気功の特徴
「気」とは簡単に言うと「生命エネルギー」のことです。
絶えず循環してる生命エネルギーが、何等かの悪いエネルギーによって停滞してしまうことを「病気」と呼んでいます。
悪い気を取り除き、気を正しく循環させると、健康な状態を取り戻すことができるのです。
または、「場」「環境」「空間」を良い気で整えることで、自分自身がもつ自然治癒力を最大限に引き出す目的もあります。
現代医学では病変部位に直接アタックする方法で治癒を目指しますが、気功治療は病気の原因となっている悪い気を正すことで治癒を目指す医療といえるでしょう。
3.一流気功師の治療法
数々の症例に効果を上げてきた一流の気功師は一体どんな治療方法で施術しているのでしょうか。
細かい方法は、個人間、流派によって違いはありますが、停滞した悪い気に代わって経路に良い気を循環させるという考え方は共通しているようです。
そして気功師によっては直接患者に気を送る場合もあれば遠隔で行う場合もあるのです。
気功治療の種類
気功治療は2種類に分けられます。
- 内気功|体内に「気」を循環させ、気の質やコントロールする能力を高める方法
- 外気功|「良い気」を外から体内に取り入れ、体内の「悪い気」を体外に排出させるといった積極的に気の交換を行う方法
気が巡る順序
では、それらの気がどのような順序で送り込まれるかを説明しましょう。
- 頭部(頸椎)〜仙骨(背骨)にかけての経路浄化(神経・血液・リンパの滞りを改善する)
- 大脳皮質(右脳・左脳)の均等浄化により臓器活動を活性化する。
- 身体全体のバランスを調整する。(顎・背骨・手足)
- 未来順応型潜在能力の開発。
健康を維持する練功の効果
気功師は施術によって調整された状態を保つ目的や、日々の健康増進のために「練功」を進めます。
一般的には
「気功治療を受ける→練功で自らデイケアに努める」
というのが最も効果的な気功治療の流れといえるでしょう。
練功では気を練ること。気功の練習(修行)をすること。
難しい動作ではなく単純な動作を毎日積み重ねることによって、素人にも気を練ることができるようになり、気功治療に高い効果をもたらすことができます。
指導される練功の方法は、体操、呼吸法、イメージトレーニング、瞑想など、流派によって違うようです。
4.世界の気功治療の実話
世界気功学会では、気功治療のさまざまな奇跡的効果が報告されています。
もしあなたやあなたの家族がお医者さんに見放された時、そこでさじを投げてしまうのは早いかもしれませんね。
では、実際に気功治療はどんな奇跡を起こしてきたのかを紹介しましょう。
少女の脳腫瘍が完治した話
脳腫瘍と診断された12歳の少女がいました。
摘出手術を受けるも脳幹部の腫瘍は取り去ることができず、7か月後には意識不明に陥りました。
開いた左目の瞳孔は解放され、閉じたままの右眼の動向は閉じているという状態が続き、回復の見込みはほとんどありませんでしたが、気功治療を始めて3ヵ月でした。
脳幹部の癌が退縮し、7か月後には普通に会話や歩行、日常生活を営めるまでになりました。
認知症の男性に改善の兆候がでた話
脳萎縮性認知症と診断された高齢の男性でした。
家族の名前や自分の住所、少し前に取った食事の内容を忘れるようになり、文字の読み書きですらままならなくなっていきました。
しかし気功治療を受けてからというもの、回復することはないという医師の宣告に反して徐々に症状は改善されていき、1年後には記憶が回復しました。
後の検査で「脳周辺の血管が再生されている」ということがわかりました。
視力を失った少年の目に光が戻った話
15歳の少年は自転車の運転中に電信柱へ衝突し、外傷性視神経症で左目を失明してしまいました。
初回の気功治療で光を感じるようになり、その後、暗闇でしか光を認識しなかった視界が、少しずつ白みを帯びてきたといいます。
4か月ほど続けると、やがて淡い黄色やピンクが分かるようになり、1年半経った頃には動く物体をとらえられるようにまで回復しました。
まがった背骨が伸びた話
中学3年生の学校健診で異常が見つかり、原因不明の脊椎側弯症と診断されたという19歳の女性がいました。
整形外科では成長が止まったら手術をしましょうという方針だったといいます。
しかし、仰向けに寝るだけで痛みを感じていた腰が、1回目の気功治療で背中や腰に気を入れただけで痛くなくなりました。
それから彼女は毎日「練功」を続け、更に2〜3回の施術を受けることで背骨が正常な形になったそうです。
食道に刺さった骨が消えた話
会食中にアヒルの骨がのどにひっかかってしまったという46歳の女性がいました。
骨は食道壁に直角に突き刺さり、激しい痛みとともに出血も酷く口元から垂れている状態でした。
その場で気功治療を行ったところ、すぐに激しい痛みが消え、突き刺さっていた骨さえもどこかへいってしまい、後の検査でも発見されなかったといいます。
その様子と、その後も元気に食事を続ける女性の姿はその飲食店の店員や会場にいた人々を驚かせました。
化学物質過敏症も消えた話
化学物質過敏症で印刷物や潜在などの匂いや光、音にまで反応して発作を起こしてしまうという21歳女性がいました。
普段は両目に眼帯を装着し、更にサングラスと特殊なマスクを二重につけ、移動時は両親が手を引いていたといいます。
ところが1回目の気功治療で、眼帯やマスクを外しても異常を感じなくなりました。
その後は何の支障のなく学校に通い、通常の生活を送っているようです。
5.まとめ
今回の気功治療の特集では、気功の理屈や施術内容、驚きの実証例を紹介しました。
世間では民間療法や代替療法にすがる人々に対して「やめとけばいいのに」と反応する風潮があります。
しかし「気」という考え方が病気そのものを防ぎ、私達の生活をイキイキさせてくれることは確かです。
ぜひこれを機会に気功に触れ、あなたの日常を良い気で満たしてみませんか。