やる気が出てる時って、やりたくないこともいつのまにかこなせてしまう不思議な力がありますよね。それをモチベーションと言います。
モチベーションを自在に出したらいひっ込めたりできたら便利なのですが。コントロールするに、まずはどうやったらモチベーションを上げられるかを考えていきましょう。
モチベーションを上げるために、自分にとって何が一番効き目があるのか、自覚しておくと便利です。
モチベーションとは、行動を起こすためのやる気をどうやって引き出すかという事。ここでは、嫌な仕事も頑張れる！効率よくモチベーションを上げる方法を幾つかご紹介します。
1.嫌な仕事も頑張れる！モチベーションを上げる方法
モチベーションを上げる方法はさまざま、身近にできる初級編から上級編までをまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください。
目標を高くしすぎない
一気に目標を高くしてしまうと、その目標までが遠ければ遠いほど、やる気がなくなってきます。
初めから高い目標にせず、少し頑張ればすぐにクリア出来るくらいの小さな目標を作り、クリアしたらまた、次の小さな目標を作る、という事を繰り返した方が、小さな達成感を感じやすく、次の目標に向かってモチベーションが上がりやすくなります。
特に、以前出来ていたのに最近出来なくなった、という事が続くと、実はうつ病の原因になる事もあります。
その場合にも、出来なくなったと嘆くのをやめて、小さな目標を立ててみて下さい。 すぐにクリア出来るくらいの目標にしておくことが大切です。
音楽を聴く
仕事や用事をしながら、モチベーションを上げるために聴くための音楽は、ノリのいい曲、アップテンポの曲、リズムのある曲などがお勧めです。
あまり穏やかな曲だと、リラックスしすぎて眠くなりますので、少しノリのいい曲が良いでしょう。
音楽は潜在意識に働き帰るパワーがあるので無意識に気分に影響を与えてくれます。自分がわからない言語ならいいのですが、理解できる歌詞の内容なものは意識に影響してくるので大切です。
やる気の出るフレーズが並ぶ歌詞の曲や、言葉は理解できないが元気が出る音階のものを見つけていきましょう。
意図的に休憩を取る
時間がもったいないから、と休憩も取らずにいると、効率が良くありません。 用事をするにしても仕事をするにしても、こまめに休憩を取り、時々5分～10分でいいので、違う事をするとまたモチベーションが上がってきます。
休憩中には、飲み物を飲んだり、軽くストレッチをしたり、好きな雑貨を眺めてみるのも良いでしょう。
とにかく、しなければならない事から、自分を切り離す時間をたとえ少しでも、作る事です。 休憩もせずにイライラしたままでいると、気づかないうちにどんどんモチベーションは下がってきます。休憩はこまめに取りましょう。
何もしない時間を大切にする
簡単そうで意外にできないのが『何もしない』という行動。
毎日とは言いませんが、一週間の内たとえ30分、出来れば1時間だけでも、何もせずにボンヤリする時間を作るのです。 現代人は、仕事や用事を沢山こなさなくてはなりません。
その上スマートフォンやパソコン、タブレットなどで、情報が常に頭に入り込んできています。 情報過多で、私達の脳は疲れ切っています。少し何も考えない時間が必要なのです。
脳を休める事で、次の仕事や用事に対するモチベーションが上がるようになってきます。 あれをして、次にこれを片付けて、それからあの用事を…など、ずっと考えているのですから、脳は相当疲れているのです。
どんな人も、ぼんやりと休む時間が必要なのです。 精神的に不安定な人は特に、ボンヤリとする事が多いはずですが、それは体が自然に、休まなければならないという事を、警告してくれているのです。
仕事とプライベートの切り替えをキチンと分ける
仕事が忙しくて、つい遅くまで残業しなければならなかったり、家に仕事を持ち帰ったり、仕事の時間のほんの少しの間の時間にコーヒーを飲む…そんな状態が長く続くと、休憩している、という感覚があまりないのではないでしょうか。
仕方ない、皆している事だから、と休憩もろくに取れないという人は多いのです。
オンとオフの切り替えは、仕事中なかなか出来ない事もありますが、可能ならば例えばコーヒーを飲む間くらいは、仕事をする手を止めて、コーヒーを味わう事に専念する事をお勧めします。
仕事をしながらコーヒーを飲む、という方は多いですが、ほんの5分～10分くらいの間、コーヒーの方に目を向けて休憩してみませんか？
しっかり休んで、その分仕事に短時間でも集中する方が、効率よく仕事が出来ます。 仕事が忙しすぎて、自分の時間が取れないほど忙しい時、そのままの生活をこの先ずっと続けていけるのか、考えてみる事も必要になる場合もあります。
仕事を家に持ち帰っている方も、出来る限り、持ち帰らなくてもいいように、自分の出来る範囲の仕事に留める事が出来ないのか、可能ならば上司と相談しなければならない場合もあります。
そこまで忙しい仕事を、この先何十年も続けていけるのでしょうか？
好きな事をする時間を確保する
これは最もモチベーションを上げるのに効果があるのかもしれません。
趣味や自分の好きな事に費やす時間を持つことは、自分のために使う時間を持つことです。 趣味と言っても色々な趣味があります。ゲームをしたり、読書、ストレッチ、ヨガ、手芸、ガーデニングなど家庭で出来る事をする人もいれば、アウトドアが好きな人もいます。
サイクリングやハイキング、登山、釣り、サーフィン、スキー、スノーボード、ジョギング、水泳、サッカーetc.…考えてみれば沢山ありますね。 どんな事でもいいのです。
新聞の切り抜きをしたければそれでもいいし、鉄道を見るのが好きなら写真を撮りに行ってもいいのです。
絵を描くのも良いですし、公園を散歩するのも良いのです。とにかく、趣味のための時間を持つこと、自分のしたい事に専念する時間を持つと、その時間のために他の時間は仕事に集中して、早くしてしまおうという気持ちにもなり、モチベーションアップになります。
2.モチベーションを上げるために見直す必要がある2つの注意点
①仕事や用事の詰め込みすぎに注意
いくら早く終わりたいとは言え、仕事や用事を詰め込みすぎるのは、実は効率が良くありません。
それどころか、沢山こなさなくてはならない事が多いと、イライラしてきます。 一日にこなせるだけの仕事や量を把握して、自分が余裕をもって出来る量にしておくことが必要です。
②環境自体を変えないと改善できないことに注意
仕事が効率よく出来るように、整っていますか？
デスクや自分のロッカーなども、雑然としていると、仕事をする気にもならないでしょう。 用事や、自分のしようとしている事についても、やる気が空回りして、ちっとも思ったように進まないと、モチベーションも上がりません。この場合も、必要なものをまず整える事が大切です。
3.それは違う！勘違いされやすいモチベーション方法
モチベーションを上げる方法として、『誰かのために、仕事を頑張っている』という方は多いのではないでしょうか。
もちろん、それは素晴らしい事ですし、それでずっと後悔なく何十年という時間を費やしていければの話ですが… でも、それでは仕事をしなくなったら、リタイアしたら、誰かのために頑張ってきた自分は、どうすればいいのでしょう。
もちろん、それでもいい、自分はそれで後悔はない、と言える人はそれでいいのですが、実際にはそうやって頑張ってきたのに、仕事をしなくなったら、家庭に居場所がなく、自分も何をしていいのか分からない、という人はすごく多いのです。
もちろん、誰かのために仕事をする、という事は素晴らしい事です。 でも、そのような生活を長年続けてきた人が、仕事をリタイアした後、鬱になる事が多いのは事実です。
一時的に、誰かのために働くモチベーションアップには効果的かもしれませんが、長期間に渡ってのモチベーションのアップにはならないでしょう。
むしろ、体を壊す事にもなりかねません。 誰かのためにだけではなく、自分のためにもならなければ、モチベーションを上げ続ける事は無理な事です。
4.まとめ
いかがでしたか？モチベーションを上げる、と一口に言っても、色々な方法がある事がお分かり頂けたと思います。モチベーションは、自分のためにならなければ、上げ続ける事は出来ないものです。
誰かのために、というモチベーションの上げ方では、長続きしないばかりか、何のためにこんなつらい思いをしてきたんだろう、と悩み、鬱になりかねないのです。 自分のために何をするか、それはモチベーションを上げるためには一番必要な事なのです。
