日々のあれこれに追われるうちに心も身体もすっかり疲れ果ててしまう時は誰にでもありますよね。そんな時は自分でできるメディテーション=瞑想がおすすめです。
瞑想を実践すると、心は呼吸を取り戻し・身体は強さと健康を取り戻せますよ。
今回は自分で行える正しいメディテーション(瞑想)の方法を解説します。
心と身体がスッキリして鍛え上げられ、気持ち良く生きていくことができますよ。
1.現代人にメディテーションが必要な理由
最後に、自然の中にたたずんで頭はからっぽで、風に身をゆだねたり、波の音に耳をすましたり出来たのはいつですか。そんな情景に懐かしさを感じて心が震えた方は瞑想が必要です。
現代人の心は忙しく思考の整理が必要
娯楽が増え、通信手段の発達がめざましい現代社会の中、生活や人間関係はシンプルではなくなってきました。
よも、ただ種の繁栄と生命を維持するための衣食住と人間関係に神経を向けなければならない時代と違い、随分豊かになり、個人の夢や希望を追求できる素敵な時代です。
さて「あれもこれもやりたい!」とワクワクする反面、実現できないストレスや諦めのひねくれた感情で世の中を斜めに眺めてしまうこともしばしば感じますよね。
文字だけの通信手段で友人や恋人と四六時中繋がっていることができるけれど、その分、邪推で頭をいっぱいにさせたり、自分の時間を持てずにいたりしている方は少なくありません。
そのため現代人の頭の中は常になにかに忙殺されています。
目の前のなすべき行動に対する思考で頭の中はいつも大渋滞しているのです。
瞑想は心に静けさをもたらす必要な時間
忙しい日々は、心に大渋滞を生み出しています。それを「日常」として片づけてしまっていませんか。
このの大渋滞を放置し続けると心や体は呼吸困難に陥ってしまいます。
そんな心の大渋滞を解消するには、メディテーション最適です。メディテーションを生活に取り入れることによって、心の中は静けさを取り戻します。
慣れてくるとその穏やかさは常態化し、ただシンプルに必要なものだけが見えてくるはずです。
2.自分でできるメディテーション・瞑想方法
現代の心の渋滞に適した正しいメディテーション(瞑想方法)をご紹介しましょう。
場所|脳が休まる寝室や浴室
メディテーションは心身(脳)が興奮状態にない場所がてきしています。
- 起床後のベッドの上
- 就寝前のベッドの上
- バスタイム
が最も適しています。
時間|食事前の空腹時
満腹時は感覚がどうしても鈍くなってしまいがちなので、絶えざる消化器官の活動が思わぬエネルギーを消耗中でもありますので、避けた方がいいですね。
呼吸|集中力を高める丹田呼吸
心身(脳)の興奮をより静けさに向かわせ、瞑想状態に入りやすい集中を得るためには「丹田呼吸法」を実施しましょう。
正しいメディテーションの方法を実践していきましょう。環境を整え、体を締め付けない服装で臨んでください。
- 胡坐か椅子に浅く腰掛ける
- 姿勢を正す
- 目を軽く閉じる
- 両手を丹田(へそ下5センチ当たりのツボ)に重ね合わせ意識を集中さる
- 鼻から2秒かけて息を吸い、丹田が膨らむのを感じる
- 丹田に溜まったエネルギーが全身を満たす感覚をイメージしながら、2秒息を止める
- 両手で丹田がへこむのを感じる
- 口から細く長い息を7秒かけて吐く
- 体内の澱みが息と共に出ていくイメージをする
- 丹田複式呼吸を3分程度行った後、ゆったりとした普通呼吸にもどす
- 「私は完全にリラックスしています」「心も身体もとても楽です」と唱える
- 普通呼吸に戻す
雑念が薄れると同時に、心と体の感覚も薄れてくると、意識だけの世界にたどり着くことができます。
3.メディテーションの効果を高めるポイント
メティテーションの効果を高めるには日頃から心と体の静けさを徹底するのがポイントです。1度だけ行っても雑念は再びたまっていくので定期的に、できるのなら毎日そういった時間を5分間もうけることが大切です。
この1日5分は簡単のように思えて意外にできないものです。
心と体が息を詰まらせる前に自分でできる瞑想方法を取り入れていきましょう。
4.メディテーションの注意点
メディテーションの注意点は「雑念」です。
メディテーションを実践するとき、無意識に次から次へと映像や心の声が浮かんできてしまって集中できない、という嘆きがあります。
雑念を取り除く方法としては、
- リラックスできる音楽・音を聴く
- 休まる香りを焚く
- 暖かい空気に温度を整える
- お風呂に入る
- 塩を舐める
などを試してみてください。
5.まとめ
メディテーションの実践にはお金もかかりませんし、どこかに出向く必要もありません。1日1回5分程度取り入れることで、あなたの心と体、思考がどんどん鍛え上げてランクアップも可能ですよ。