誰かと会話をしている時って、
『ホントのところ本音はどうなんだろう?』
と考えてしまうことってありますよね。
特に好意を寄せている相手だったり、コミニュケーションを上手に進めていきたい相手の心の内を知りたいものです。
そんな時、相手の『目線』に注目を置いて見てください。
「目は心の窓」「目は口ほどに物を言う」ということわざにもあるように、表面的な言葉よりも本音が出やすい視線こと注目すべき点なのです。言葉と違って、視線は嘘をつくことができません。
今回は、視線から相手の心理を読み解く方法とポイントをご紹介します。
はじめに|適度なアイコンタクトの方法
会話の最中、目線をどこに合わせたら良いか困ったことはないでしょうか。
外国人でしたら、会話中に視線を逸らすのは失礼に当たるのですが、日本人の場合は、適度に視線を逸らさないと相手に圧迫感を与えてしまいます。
終始相手の目を見て話を聞く必要はありません。
適度な視線の位置は、色々な説がありますが、首から目までの間に定めると良いようです。
ネクタイの結び目や鼻、口、耳、眉間など見やすいところに視線を定めます。
話の重要なポイントで相手の目を見ましょう。視線を合わせるのは、2~3秒が最適です。
心理①相手をじっと見つめてしまう時は恋愛がらみ
男性が女性の目をじっと見つめてくる時は好意を持っている可能性大
男性が比較的目線を逸らさずに会話をしてくれるときは、好意を持たれている可能性が非常に高いでしょう。好きな女性に自分を見て欲しいという承認欲求からくる行動で、強烈に好意を表す行動の一つでもあるのです。
男性は女性が持つ特有の話題には興味がないことも少なくありません。ですから、視線が明後日の方向に向いているときは、あなたの話に興味がなく、残念ながら「脈無し」の可能性が高いでしょう。
シャイな性格の人は相手が別のところを見ている時に見ていることが多い
中には人見知りで視線を合わすのが苦手な人もいます。
アイコンタクトは、意識すると案外難しいものです。
- 「目を合わせてくれないから、私の話に興味がないんだ」
- 「目を合わせないなんて、話を聞けない失礼な人だ」
と安易に誤解しないようにしましょう。
男性は会話の最中でなくても、男性は好みの女性に視線を送っていることが多いようです。
男性の視線の先から意中の女性を見抜くこともできるでしょう。よく目が合う男性がいる場合は、好意を持たれている可能性があります。
女性は好きな男性を直視できないことが多い
これは女性には当てはまらず、女性は意中の男性を直視できないそうです。
もしあなたが男性で、よく目が合う女性がいるとしたら、好意を持たれているわけではありません。むしろストライクゾーンに入っていない可能性がむしろ高いでしょう。
心理②視線が斜め上を見る時は記憶を探っている時
何かを思い出そうとするとき、人は無意識に斜め上に視線を向けます。
その方向が左上か右上かで、全く意味合いが違うことはご存知でしょうか。人間の脳は、左右で機能が異なります。左脳は言語や理論、右脳は感覚やイメージを司ります。
視線が左上の時
昨日の夕飯は何だったか思い出してみましょう。
視線は左上を向いたのではないでしょうか。左上に視線を向けているのは、左脳を使い、記憶を手繰り寄せて思い出そうとしているしぐさです。
視線が右上の時
明日の夕飯を想像してみましょう。視線は右上を向いたのではないでしょうか。あなたは右上に視線を向けて、右脳を使い、想像力を働かせて献立を考えました。
もし、過去のことを尋ねているのに、相手が右上に視線を向けて思い出そうとしているのは、嘘をついている可能性が高いと思ってください。左上を向いているときは、一生懸命思い出して正直なことを話している、と思って良いでしょう。考えているときの視線が左上か、右上かを注目するだけで、相手の心理のかなりの部分がわかります。
心理③まばたきが多い時は緊張のサイン
まばたきが多いのは、動揺や緊張のサインです。
つきあい初めのカップルはまばたきが多いこともありますが、つきあいが長くなるうちに回数が少なくなっていきます。交際や結婚して長いのに、相手があなたの前でまばたきを多くするのには何か理由がある、と考えた方が良いでしょう。
隠し事や後ろめたいことがありそうです。まばたきの他に、視線が定まらないときも、緊張や動揺を表しています。
心理④目線を横にそらす時は拒否の意思の表れ
横に目を逸らすのは「拒否」の表れです。あなたに苦手意識があるか、あなたの言動を受け入れられないことが考えられます。
視線を横に逸らされたときは、自分の行動や言動を省みてみましょう。相手に対する配慮が欠けていたかもしれません。
また、あなたが聞き手のときも、視線を横に逸らすのは避けましょう。
無意識に拒否反応を伝えていることになります。目線を外すときは、左右でなく、上下に視線を逸らせましょう。
心理⑤大人数で話す時は全員に視線を配る
プライベートでも職場でも、グループトークの機会はよくあります。
グループトークでも、視線の向きは、2人で会話する場合と同じです。話を聞くときは、相手の顔に視線を向けます。
自分が話し手の場合に注意してほしいのが、ついつい熱心に話を聞いてくれる人や、自分の気に入っている人ばかりを向いて話をしてしまうことです。
聴き手側は、自分に視線を向けられないことにすぐ気づきますので、内容がどんなに良くても、話し手に嫌な印象を持ってしまいます。
自分が話し手のときは、それぞれの聞き手に平等に視線をむけるように心掛けましょう。
まとめ
目線からわかる心理や上手なポイントをまとめます。
- 男性が目を合わせて話を聞いてくれたり、無意識に視線を向けたりするのは、好意がある可能性あります。
- 左上を見て考えているときは、過去の出来事を思い出しています。
- 右上を見て考えているときは、想像力を働かせていて、嘘をついているときもあります。
- まばたきが多かったり、視線が定まらなかったりするのは、動揺や緊張を表しています。
- 横に目を逸らすのは、苦手意識や拒否を表しています。
- グループトークの話し手になるときは、平等に視線を向けるようにしましょう。
目線は時として自分の本音を語ってしまいます。日常のコミニュケーション時に役立ててください。