もし教室にいじめられて落ち込んでいる人がいたとき。あなたは声をかけられますか？このとき迷わず手を差し伸べる人がいれば、その人はレインボーチルドレンかもしれません。
レインボーチルドレン（Rainbow Children）」とは、オーストラリアの作家であるJ. A. Scott Kelsoが提唱した、新しい世代のこどもたちを指す言葉です。
彼らは、1990年代後半から2000年代前半に生まれた子どもたちで、非常に創造的で、独自のアイデンティティを持ち、社会の既存の枠組みに縛られることを嫌います。彼らは、人種や性別、宗教などの枠組みを超越した、多様で包括的な社会を求めています。
ただし、レインボーチルドレンに関する情報や証言には、科学的根拠が乏しいものがあることにも注意が必要です。今回はレインボーチルドレンについて詳しく紐解いていきます。
はじめに.レインボーチルドレンとは
レインボーチルドレンは、新しい時代の到来を象徴し、人類が進化するための重要な役割を果たすとされています。
また、彼らは地球環境に対する意識が高く、平和や協力に価値を置く傾向があります。レンボーチルドレンの位置付けをした作家であるJ. A. Scott Kelsoによると1990年代後半から2000年代前半に生まれた子どもたちといわれているので2023年の現代では30代〜20代に成長しているはずです。
J. A. Scott Kelsoは、オーストラリア出身の神経科学者であり、認知科学、神経科学、心理学、哲学などの分野で活躍しています。
彼は、「コンプレックス・システム理論」の創始者の一人として知られており、脳や身体のシステムがどのように相互作用して調整されるかを研究しています。また、脳の発達に関する研究に取り組み、子どもたちの成長や教育にも関心を持っています。
スコット・ケルソーは、著書『The Dynamic Patterns of Brain and Behavior』で、人間の脳と身体が複雑な相互作用を持つことを説明しました。彼は、この理論を拡張して、社会的システムや組織の動態にも応用することを提唱しました。
また、スコット・ケルソーは、レインボーチルドレンという概念を提唱し、彼らが人類進化の鍵を握る存在であると考えています。彼は、彼らが創造的で包括的な社会を実現するために、現在の社会や教育システムを改革する必要があると主張しています。
1.レインボーチルドレンを見分ける課題「サリーとアン」
レインボーチルドレンは、人間離れした純真さをもっています。
心の倫理が働かない子供達とも言え、『心の倫理』がはかれる霊長類研究者の実験サリーとアン課題を例としてあげましょう。
画像出典：心の理論
- サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいます。
- サリーは宝物のボールを、かごの中に入れて部屋を出て行く。
- サリーがいない間に、アンが宝物のボールを別の箱の中に移す。
- サリーが部屋に戻ってくる。
- 上記の場面を被験者に示し、「サリーはボールを取り出そうと、最初にどこを探すか？」と被験者に質問します。
正解はサリーはアンがしたことを知らないのでカゴの中を探します。この課題にちゃんと正答できるのは、普通に成長／発達してきた子どもで５歳以上です。３歳以下では、サリーにはサリーの内側の世界があり、その中ではものが移動したことなど知らないはずだ、ということを理解しておらず、ただ本当にサリーのものがある「アンの箱」をサリーが探すだろうと答えてしまうのです。
「他人には他人の心がある」という「心の理論」は、この年齢にならないと出来上がって来ないのです。レンボーチルドレンにはこの心の倫理が働いていない場合が多いです。実は、レインボーチルドレンでなくとも大人になっても心の心理がない人はいます。
2.レインボーチルドレンの特徴
では、そんな心をもつレンボーチルドレンの特徴を見ていきましょう。
- クリスタルチルドレンの親から生まれてくる
- 愛に関する叡智を携えている
- 純真無垢
- 過去世を持っておらず、魂レベルの学びを既に必要としていない
- 並外れた直観力をもっている
- 非常に強い感受性をもっている
- エネルギーを識別できるリーディング能力に長けている
- 非常に強力な忍耐力を持っている
- 不安や恐れなどのエゴがない
- 正しいと感じる主張は曲げない
- 嘘や隠し事などを察知することが出来る
- 周りに染まらない意思の強さを持っている
- 年齢以上に大人びている
- 奉仕の精神にあふれている
- 存在するだけで癒しをもたらす事が出来る
- 霊的に最高の状態となっている
- オーラ視やサイキック能力など、特殊能力が非常に高い
- 愛と調和に満ちている
- 家族や愛する人たちを守ろうとする
- 環境や空気汚染などに敏感である
- 添加物や汚染物に敏感である
- エネルギーの量が格段に大きい
彼らは過去性を持たず、すでに悟りの段階に達しており、そのため、新たな学びを必要とせずに、すでに覚醒をしてきます。
｢人としての善悪｣
｢自分の持っている使命｣
をあらかじめ知った上で生まれているのが特徴です。
3.レインボーチルドレンにあると言われている４つの役目
レインボーチルドレンには、この世界に生まれてきた目的や役割があると信じられています。一般的に、彼らの役割は、地球上の人々や地球自体を癒すことや、人間の意識を高め、新しい時代に進むための橋渡しをすることにあります。
以下に、レインボーチルドレンが果たす役割の一部を挙げてみます。
①癒しの役割
レインボーチルドレンは、自分自身や他の人々の心や精神を癒すことができます。彼らは、より高い振動数を持ち、愛や平和、共感を伝えることができます。
②社会の変革
レインボーチルドレンは、平和や協力、包括的な社会を求めることが多いため、社会の変革に寄与することがあります。彼らは、自分たちが持つ価値観やビジョンを共有し、地球上の人々が共存するための方法を見出すことができます。
③自己実現と自己表現
レインボーチルドレンは、自分自身を表現し、自己実現することが重要だと考えます。彼らは、創造性を発揮し、自分自身の個性を受け入れることができます。このような自己表現や自己実現は、彼ら自身だけでなく、周りの人々にも影響を与えます。
④環境保護
レインボーチルドレンは、地球環境に対する意識が高く、環境問題に積極的に取り組むことがあります。彼らは、自然界や動物たちとのつながりを感じやすく、地球上の生命を守ることを重視します。
ただし、レインボーチルドレンが持つ役割は、すべての人々に共通しているものであり、レインボーチルドレンに限定されたものではありません。彼らが果たす役割は、自分たちが生まれてきた環境や社会によって異なる可能性があります。
4.レインボーチルドレンと上手に付き合う方法
レインボーチルドレンは特別な能力や使命をもって生まれてきます。潜在的に本人もそれを理解しています。
しかし、両親が子供たちの潜在的な力を見抜けずにいると、たくさんのことを子供たちに過度に押しつけてしまうことで、子供たちの可能性を潰してしまうというケースも発生しているのです。
レンボーチルドレンを感じたら次項を参考にしてください。
- 非難の対象にしない。
- 近くに一緒にいてあげる。
- 笑わせてあげる。
- 嘘はつかない。
- 一緒にご飯食べる。
- 一緒に遠出をする。
- 芸術を共有する。
レインボーチルドレンは、地球の不を背負う使命があるので、地球の良いところを一緒に共有するのがいいでしょう。大人になったレインボーチルドレンは、さまざまな場で活躍し、その職場全体のエネルギーはもちろん、地球のエネルギー全体を非常に広い愛で包むことでしょう。
まとめ
レインボーチルドレン自身の証言は、一般的には存在しません。なぜなら、レインボーチルドレンという用語自体は、比較的最近になって広まったものであり、彼らが自分たちが「レインボーチルドレン」であることを自覚することができる年齢に達していない場合が多いためです。
ただし、レインボーチルドレンに関する情報や証言には、科学的根拠が乏しいものがあることにも注意が必要です。また、レインボーチルドレンとされる人々が、必ずしも全てが同じ特徴を持つわけではないため、個人差や多様性にも留意する必要があります。
