健康被害をさけるために栄養士が食べない物6選

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『食べ物には気を使っている方』なんて人ならもちろんスナック菓子やカラフルな色素たっぷりの食品は避けているでしょう。

しかし、栄養士の視点だと違った意見を聞くことができます。まさかのあの食品さえもNGだなんて。。案外にも考えずに食べている食べ物がさけられているかもしれません。

それどころか、体に良いと思って敢えて摂っている食べ物が、実はけっこうな健康被害の可能性をひめているものだったと考えるとちょっと心配になりますよね。

知らずに摂取しているかもしれない健康被害の可能性のある食べ物を知っておけば回避することができますよね。今回は、そんな健康被害を避けるために、栄養学のプロと呼ばれる栄養士が食べるのをなるべく避けている食品を紹介します。

食品管理は常に進化する分野なので、この先改善はされることに期待をしましょう。

1.まさかの缶詰とトマトの相性?|トマトの水煮缶

トマトって美容によくて美味しくて万能食材として愛されています。

一見健康に良さそうな『トマトの水煮缶』には、気をつけたい部分があります。

トマト単体での利点は、美白・疲労回復・消化促進・高血圧予防などがあります。たびたびメディアでも主役級に取り上げられる健康食材としてみんながすすんで食べたい食材ですよね。

豊富に含まれている『リコピン』は加熱しても成分が大きく減少することがないのが嬉しいですね。トマトスープにトマトソースパスタ、トマト煮込みなどは健康的でみばえもうつくしくてで美味しい!

料理が好きな人のキッチンには、トマトの水煮缶が常備されているものですがちょっと気をつけるべき点を紹介しておきましょう。

缶詰トマトの気をつけたいところ

  • 缶詰の内側をコーティングしている「ビスフェノールA」という合成樹脂は、強い酸性を示すトマトに反応して溶け出しやすい傾向がある
  • 「ビスフェノールA」を投与されたネズミに神経障害、乳腺・前立腺の異常が見られたとされる
  • 人間では「ビスフェノールA」が精子の数を抑制したり、卵子を傷つけたりする健康被害の他、心臓病や糖尿病、肥満との関連性も指摘されて研究されている
  • トマトの缶詰の7割が輸入製品であることから、日本でのチェックは企業の自主性に委ねられている

妊娠されている方や乳幼児を育てておられる方への食生活上の助言を含め、ビスフェノールAについてのご理解を深めていただくためのQ&Aを作成いたしました。—–厚生労働省の見解

対応策|瓶詰めトマトを選ぶこと!

パッケージに問題があるとは意外な盲点ではないでしょうか。トマトの水煮自体が悪いわけではありませんので、缶ではなく、瓶詰を選ぶようにしましょう。

もちろん缶詰の素材は企業によっても違いますので、頭の隅にでも置いておくといいでしょう。

2.育てられた環境が心配?養殖サーモン

養殖サーモンは、天然のサーモンに比べて脂肪酸が豊富に含まれていることで人気の食材です。脂肪酸とは(リノレン酸、EPA、DHA)のことで、サプリメントで補う人も多いほどに人体には重要な栄養素。『養殖サーモンは安くて栄養もあっていいよね!』と思ってしまう人も少なくありません。

ただし、養殖サーモンには次の様な気をつけたいところがあります。

養殖サーモンで気をつけたいところ

  • 隔絶された養殖場では病原体も多く、水質汚染も確認されて地域が過去に存在している
  • 産地によっては年に3回以下しか食べられないレベルの汚染物質を含む場合がある
  • 天然に近いピンク色のに育てるため、染料を含有した食餌を与えているとの噂も
  • 輸入品に有害な化学薬品が検出されたケースが過去にあった

対応策|天然サーモンを選ぶこと!

いくら脂肪酸が豊富だからといって、ちょっとリスクを感じるかも、、やはり自然の中で伸び伸びと育った天然サーモンに勝るものはありませんね。

3.摂取量の心配?ルウなどの鍋料理の調味料

季節の野菜がたっぷり入ったシチューや鍋物は、とってもヘルシー。年々、鍋料理の調味料バリエーションは豊富でにリリースされています。

カレーは子供たちにも大変人気メニューで、『カレー食べたい』なんてリクエストされる人もする人も多いですよね。使用する材料にばかりに気を取られてしまいがちですが、ルウや鍋の素で気をつけたいところがあります。

ルウなどの調味料で気をつけたいこと

  • 食べるプラスチックと称されるトランス脂肪酸を多く含むものもある
  • トランス脂肪酸は心臓病、動脈硬化、がん、喘息などの慢性疾患の他、認知症、発達障害、アトピーなどの関連が指摘されたことがある
  • 調味料、着色料、乳化剤、酸化防止剤、酸味料、香料、香辛料抽出物…と大量の食品添加物を一度に摂取するのと同じで添加物の複数使用には相乗毒性が懸念されている

鍋の素で気をつけたいこと

  • 「調味料(アミノ酸)」には、過剰摂取すると骨のカルシウムを減少させるリン酸が加えられてるケースがあるので気をつけたいところ
  • 肥満や糖尿病の原因としてアメリカで使用禁止運動が広まっている、「ブドウ糖果液糖」という天然甘味料・通称コーンシロップが多く含まれている可能性がある
  • 食品添加物も多く含まれている可能性がある

ルウに多く含まれるトランス脂肪酸は、近年マーガリンやショートニング、お菓子類でも問題になっています。日本では規制されておらず、中には「健康」をうたった商品もありますから注意が必要です。

対応策|スパイスで手作りすること!

カレーのルウからの手作りは一筋縄ではいきませんが、スパイスさえ揃えてしまえばお手の物だったりしますよ。鍋物なら自作のスープで楽しむ方が純粋に野菜の旨味も楽しむことができますよ。

4.カロリーだけに気をとられていてはダメ?ノンオイルドレッシング

野菜をたくさん食べなければならないけれど、ドレッシングの摂取カロリーを落としたい時に役立つがノンオイルドレッシングですよね。

しかし、摂取カロリー先行型のダイエット中に陥りがちな落とし穴が、ノンオイルドレッシングにはあるのです。

ノンオイルドレッシングで気をつけたいところ

  • 油の代わりに鍋の素と同じコーンシロップが多く含まれるため、かえって肥満を招いてしまう可能性がある
  • 油分がないと、野菜のビタミンの吸収力が低くなる場合も
  • 精製塩分が高いため、高血圧や動脈硬化が懸念されている
  • 糖質由来の乳化剤や化学物質が多く含まれているものがある

ダイエットのつもりが、かえって太ってしまったり、もっと深刻な健康被害を招いてしまっては本末転倒ですよね。

対応策|天然由来のドレッシングを選ぶこと!

もちろんノンオイル以外の市販のドレッシングも、数種の食品添加物を含む商品が同等数存在します。ドレッシングを選ぶときは、少々高価でも天然由来の良質なものを選ぶようにしてくださいね。

5.便利だし美味しいけど…保存のきくお弁当

外出先で購入できる保存のきくお弁当は野菜たっぷりのコンセプトのものも多く試行錯誤され、魅力的なラインナップが数多くリリースされています。女性向け商品なんかも豊富に取り揃えられて選ぶのも楽しいですよね。

特に人気なのは手軽に買えるおにぎりです。ふんわりと美味しくて毎日食べている人も少なくありません。

しかし、外出先で購入できる大量生産型のお弁当って結構保存がききますよね。あのおにぎりにしたって、冷蔵されているはずなのに米がふんわりしているのってたしかに不自然な気もします。

保存のきくお弁当で気をつけたいところ

  • 保存料として主に使用されている調整剤には、具体的な添加物名を明らかにする義務が日本の法律には現在ない
  • 調整剤には、対象商品や使用制限がないため、実際のところ添加物メーカーがさだめた量が使用されている例がみられる
  • 調整剤としてリン酸塩が使用されている場合は、腸管から血液中のカルシウムを体内に取り入れる働きを阻害する恐れがあるとされている
  • イライラやキレやすい性格の原因として、リン酸塩の過剰摂取が一因として挙げられることがある
  • 大量生産型のおにぎりのお米は特別な油を混ぜているため、いつまでもふっくらしているとされます

対応策|店内で手作りしているお弁当屋さんをみつけよう!

自作のお弁当をこしらえるのは時間も手間もかかり大変ですよね。毎日毎食という人はちょっとだけ気をつけて、手作りのお弁当屋さんや地域密着型の定食屋さんなんかたまには足を運んでみてはいかがでしょうか。

6.選ぶなら天然酵母!イーストパン

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朝食・昼食・小腹が空いた時の軽食に袋にパッケージされたパンは大変便利ですよね。

低価格なので子供でも手がるに購入できてしまいます。学生時代に部活の帰り道の楽しみだった人もいるでしょう。

ですが、多くの袋パッケージのパンの原材料名の『イースト』には気をつけたいところです。「え、パンってイースト使うもんじゃないの?」なんて人も少なくありません。

イーストパンで気をつけたいところ

  • イーストは数種類の化学物質を加えて大量生産型に生産したもの
  • 短時間で大量のパンを発酵させるために、イーストのエサとなるイーストフードが使用されることがある
  • 塩化アンモニウムは毒性が強く、大量に食べると健康に害のある可能性を含んでいる

対応策|天然酵母を使ったパンを選ぶこと!

パンを選ぶときには、できれば天然酵母を使ったパン屋さんの方がいいかもしれませんね。市販のパンは美味しいだけに捨てがたい気持ちも分かります。

7.まとめ

さすがに栄養士は食べ物の食品表示をよく見ているものですよね。しかし、体に悪いとわかっていてもやめられない魅力的な食べ物ってありますよね、極端に警戒するのは大変ですので、知識として知っておくことが大切なことです。

未来の健康を大きく左右すると考えたら、今よりちょっとだけでも気にしておくことがいいのかもしれません。あなたやあなたの家族が健やかに長生きできるようになるためにも食事の問題は身近です。

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