「妙にリアルな夢を見た」その夢は予知夢かもしれません。
『予知夢』は偶然見ているわけではなく、難しいかも知れませんが、予知夢を見る為の方法と言うのは存在します。
夢と言うのはその人の深層心理や無意識の領域と言われることが多く、夢を理解する事は自分自身がまだ気づいていない潜在意識のメッセージを理解するきっかけとなり、その為未来の出来事を知る手がかりになるとも考えられます。
それでは予知夢を見る為にはどんな事をしたら良いのでしょうか。具体的な方法を解説していきます。
1.夢日記を付ける
夢日記とは、『その日に見た夢の内容を書き綴った日記』の忘れないうちに記録を残しておく習慣のことです。
夢専用の日記を準備します
夢とは潜在意識や無意識の領域であると考えられている為、その夢の内容を記録しておくことは、潜在意識からのメッセージを文字として保存しておくことと同じだと言えます。
夢日記には夢を鮮明にする効果があると言われており、夢が鮮明になればより夢の内容を覚えておくことが出来るようになります。
夢日記を分析する
とは言え夢日記を書いただけで予知夢が見られる様になるわけではなく、夢から未来の出来事を知る為には、夢日記を分析して現実と照らし合わせる必要があります。
具体的に言うと、夢で起きた出来事や出てきた人物や起こった出来事と、現実で起こった事を照らし合わせていき、その共通点を探し出すのです。
例えば『夢に猫が出てくる』時には『何かしら良く無い事が起こった』等といった感じです。
こういった分析を続けていくと『自分の夢のパターン』が見えてきて、結果的に予知夢を見る事が出来るようになると言われています。
夢日記の分析には『夢辞典』が役立つ
夢辞典とは夢占いをする際に用いられるもので、よく『地震の夢を見ると変化が起こる』といった様に、その夢が何を象徴しているのかを調べられるものです。
夢辞典はスピリチュアル的な意味合いが強いものもあれば、心理学的要素の強い本格的なものもありますので、お好みに合わせて利用してみると良いでしょう。
しかし夢が何を意味するのかは個人によって異なってくるため、夢辞典は飽くまで参考程度にしておいた方が良いでしょう。
夢日記のデメリット
夢日記は予知夢を見る為に役立つツールではありますが、デメリットも存在します。
夢日記のデメリットとして一番に挙げられるのは『夢と現実の区別がつかなくなる』可能性がある事です。なにを大げさな、と思われるかもしれませんが夢が明確化されると、記憶に残り易くなり、現実で起こった事と会い混ぜになってしまう可能性があるのです。
実際に夢日記を行い、『現実で起きた出来事』と『夢で起きた出来事』がごちゃ混ぜになってしまった人の話も多く聞きます。
しかし夢日記を行う人全てに異変が起こる訳ではなく、何も起こらない人がいる事も確かな様なので、一概に危険とも判断する事は出来かもしれません。
夢日記を試す場合は、危険性がある事を十分理解した上で責任を持って行うようにして下さい。
2.過去の夢を見ないようにする
予知夢を見やすい人の特徴に『過去の夢を殆ど見ない』と言うものがあります。
一見何の関係も無いように思われますが、過去の夢を見るという事は簡単に言えば『昔こうしておけば良かった』という後悔や『昔のトラウマ』、『昔に戻りたい』という後ろ向きな気持ちが原因で見る事が多いようです。
予知夢とは『未来の夢』ですから、いつまでも過去に捕らわれていては予知夢を見る事は難しいでしょう。
とは言えいきなり過去の夢を見るな、と言われてもどうする事も出来ませんよね。
過去の夢を見なくする為には、今度同じ夢を見た時には『こんな行動をしてみよう』と反省するだけで大丈夫です。
夢の中で行動する事は難しいかも知れませんが、何回か繰り返していればいずれ出来るようになってきます。過去の夢の中で自分が思った通りの行動がとれるようになれば、過去の夢から解放される日も近いでしょう。
3.インスピレーションを高める
予知夢を見やすい人はインスピレーションや想像力が高い傾向がある様なので、普段からインスピレーションを高める訓練を積んでいれば、予知夢を見やすくなってくるかもしれません。
インスピレーションを高める方法でお勧めのものを以下に挙げていきます。
心に浮かんだことを実行してみる
インスピレーションを高める方法で簡単に行える方法に『心に浮かんだことを実行に移してみる』と言うものがあります。
インスピレーションを高める例
例えば『なんとなく気になったお店』に入ってみる、ふと『この人に話しかけてみようか』と思ったら話しかけてみる等、心にふとした表紙に浮かんが出来事を実践してみるのです。
どんな小さなことでもいいので、日々積み重ねるようにするとその内『正しいインスピレーション』と『間違ったインスピレーション』の感覚が分かるようになっていきます。
何も考えない時間を作る
何も考えない時間を持つことは、インスピレーションを高める為にも、脳の休息時間を作る上でも役立ちます。インスピレーションは主に右脳の領域ですので、『考える』という左脳を使う作業を止めるとインスピレーションは浮かびやすくなると言います。
言葉であれこれとものを考えるのではなく、なんとなくでいいので感覚的に浮かんでくることを大切にしていくと、いずれインスピレーションが花開くようになる事でしょう。
4.まとめ
予知夢と言えば『超能力の一種』というイメージもあり、オカルト的に考えてしまう人も多いと思います。
しかし予知夢とは鋭い洞察力や想像力によってこれから起こるであろうことを予測しているのでは、という話もあります。
もしかしたら予知夢とは何らかの超常的な力によって起こる現象ではなく、貴方の中に元々備わっている動物的な本能の様なものなのかもしれません。