2016年のお盆は、8月13日から8月16日。世の中的には連休になりますが、元よりお盆とは親戚が集まって、お墓参りに出かけるのが風習です。
昨今、お盆の風習の一環である『精霊馬(しょうりょううま)・迎え火』を見ることも、少なくなってきましたが、『お盆に里帰りする』こと自体が希少になってきています。
精霊馬(しょうりょううま)とは、夏野菜のキュウリやナスに、割り箸を4本刺し、馬・牛に見立てたもののことです。
『お盆の時に、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に作ったことがある!』という方もいらっしゃるでしょうが、核家族化が増えている昨今『見たことも、存在さえ知らない』という人もいますよね。
精霊馬(しょうりょううま)の目的は、ご先祖様が再び家に帰ってくるいわれに沿ったもので、精霊馬に乗って先祖の霊がやってくるとの習わしです。
今回は、精霊馬にスポットを当て、お盆の由来から、意味までを解説していきます。
意味を知る事で、お墓参りに行く機会を逃すことなくお盆の風習を過ごすことができます。