和風月名一覧|日本人なら12ヶ月をこよみで読み書きしよう

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1年の12ヶ月を「1月、2月、3月」と数字で呼んでいますが、日本独自の呼び方で表すと和風名月(わふうめいげつ)といいます。

「睦月、如月、弥生」と漢字で書かれているこよみを見たことがありますよね、日本に生まれながら案外覚えていないものです。

なぜ、「1月を睦月、2月を如月」と呼ぶようになったのか、こよみの由来はそれぞれの月にありますので、より詳しく説明していきたいと思います。 

日本人の美意識の権化をしることができます。

TOP画像出典:rising sky

1.和風月名が誕生した理由

日本人にとっての暦はいつの時代も移ろってきました。日本の暦の歴史を簡単に解説してきます。和風名月が誕生する前は「漢字」がつくられたことと同じように中国文化の影響が深く関係しています。

日本古代から江戸時代初期のこよみは中国暦(太陰太陽暦)

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出典:貴重資料

日本では古代から江戸時代初期までは太陰太陽暦(たいいんたいようれき)が使われていました。

人が、農作物を作るようになり、季節に影響されて生活していくことが習慣が太陰太陽暦(たいいんたいようれき)を採用した理由です。

純粋な太陰暦では1回帰年の近似値である12ヶ月を1年とした場合、1年が354日となっていました。

その後、日本の暦は改正されまくるのです。

  • 元嘉暦(げんかれき) – 6世紀頃朝鮮半島の百済から伝えられた宋の時代の中国暦である。
  • 儀鳳暦(ぎほうれき) – 中国暦で690年から元嘉暦と併用された。697年からは単独で使用された。
  • 大衍暦(たいえんれき/だいえんれき) – 中国暦で764年から861年まで使われた。
  • 五紀暦(ごきれき) – 中国暦で781年に日本に紹介されたが単独で使われることはなかった。
  • 宣明暦(せんみょうれき) – 中国暦で862年から1685年まで使用された。
  • 貞享暦(じょうきょうれき) – 初めて日本人により編纂された暦で1685年から1755年まで使われた。
  • 宝暦暦(ほうりゃくれき/ほうれきれき) – 1755年から1798年
  • 寛政暦(かんせいれき) – 1798年から1844年
  • 天保暦(てんぽうれき) – 1844年から1872年

参考:Wikipedia

1685年からは中国暦や西洋暦などを参考にした日本人による暦が作られはじめ、1873年に太陽暦であるグレゴリオ暦へ改暦され現在に至っています。

改暦以前のものを旧暦と呼び旧暦時代に月の名前を和風名月で読んでいました。

和風名月ができたのは、日本書紀に登場しているとされており、その後は平安貴族の間で観月の宴などのに行われた「歌を詠み」にて頻繁に使われていました。

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出典:平安貴族のイメージ

2.和風名月一覧

和風月名(わふうげつめい)とは、旧暦の時に使われていた呼び方です。万葉集や日本書紀などの書物にも記されており、旧暦の時に使われていて、気候や祭事などに関わりのある言葉が付けられたものが多いです。

1月|睦月(むつき)

睦月の由来として、年の始めであるお正月に家族や親戚、知り合いが集まり睦み合うということから、睦び月(むつびつき)から睦月と呼ばれることになったと言われている由来が一番有名です。

他には稲の実を水につける月を実月(むつき)と言うため、それが転じて睦月と呼ばれるようになったという説もあります。

また、新年はじめの月であるため、元になる月、元月(もとつき)から睦月と呼ばれるようになったという説もあります。

2月|如月(きさらぎ)or衣更着 (きぬさらぎ)

如月の由来として、寒さがつのり、衣を更に着る月ということから、衣更月(きぬさらぎ)から如月と呼ばれるようになったという由来が一番有名です。

如月という漢字は、中国最古の辞書の中にある「二月を如となす」という文によります。

如は従うという意味です。この時期になると、動物や植物などが動き出し始めるということからきています。

他にも草木が萌え出づるという意味から萌揺月(きさゆらぎづき)の略、草木張月(くさきはりづき)の略から如月と呼ばれるようになったという説もあります。

3月|弥生(やよい)

弥生の弥という漢字には、いよいよ、ますますという意味があり、生という漢字には、生い茂るという意味があります。

冬の寒さが終わり、草木がいよいよ生い茂るということから、木草弥や生い茂る月が短くなって弥生と呼ばれるようになりました。

他にも水に浸した稲の実が、いよいよ生え伸びるという意味から弥生となった説もあります。

4月|卯月(うづき)

卯月の由来として、卯の花が咲く月という意味が一番有名です。卯の花とは、空木(うづき)という植物の花のことです。

小さくて真っ白な花をたくさん咲かせる様子から、豆腐のおからの事を卯の花と呼ぶ地域もあります。

他にも稲穂を植える月であることから植月(うづき)、苗植月(なえうえづき)から卯月と呼ばれるようになった説もあります。

また、十二支の四番目が卯であることや、初、産の「う」という音から卯月となったという由来もあります。

5月|皐月(さつき)or早苗月(さなえつき)

皐月の由来は、早苗を植える月という早苗月(さなえづき)から皐月と呼ばれるようになったと言われています。

耕作を意味する「さ」という古語から稲作の月ということでさつきと呼ばれるとも言われていますし、もともと早苗の「さ」もこの耕作を意味する言葉からきているので、皐月は、耕作や稲作からきているようです。

また皐月の皐という漢字には、神に捧げる稲という意味があると考えられています。

他にもツツジ科の「サツキ」という植物の花が咲く季節だというところから皐月と呼ばれるようになったという由来もあります。

6月|水無月(みなつき)

水無月の由来は、田植えが終わり、田んぼに水を引く時期というところからきています。田水の月(たみのつき)、水張月(みずはりつき)、水月(みなづき)から水無月と呼ばれるようになったと言われています。

なぜ無という漢字を使っているかというと、これは無いという意味ではありません。水の月という「の」にあたる名詞を繋ぐ連帯助詞になります。

ですが、別の由来として、梅雨が開けて厚くなるため、水が枯れるということから水無月と呼ばれることになったとも言われているので、水無月には様々な由来があります。

7月|文月(ふみづき)

文月の由来は、稲穂が膨らむ季節ということから穂含月(ほふみづき)や含み月(ふくみづき)が変化して文月となったと言われています。

穂をよく見なくてはいけない月でもあるため、穂見月(ほみづき)からきているとも言われています。また、七夕が関係している由来もあります。

  1. 七夕に詩歌をそなえることから文月。
  2. 短冊に願い事や詩歌を書いて、笹に吊るす風習を文被月と書き、ふみひらきづき(ふみひろげつき)と読むことから文月。
  3. 七夕に書物を夜気にさらす行事があり、このことを文開く月と呼ぶことから文月。

となった3つの説などいろいろと由来があります。

8月|葉月(はづき)

葉月の由来は、稲穂が張る季節ということから穂張り月(ほはりづき)、発月(はりづき)が変化して葉月となったと言われています。

またこの季節は本来秋であり、木の葉が紅葉して落ちることから葉落ち月(はおちづき)から来ているとも言われます。他にも雁が最初に北方から渡ってくる時期が秋であることから初来(はつき)からきているという由来もあります。

9月|長月(ながつき)

長月の由来は、稲穂が成長し、熟し、刈り入れ時期であることから稲熟月(いなあがりづき)、稲刈月(いなかりづき)から長月と呼ばれるようになったと言われています。

なぜ長という漢字になったのかというと、長という漢字には、稲が毎年実ることを祝うという意味があるからです。

また、長月は今でいうと、10月から11月上旬にあたり、この時期は夜が段々と長くなってくるため夜長月(よながづき)と呼ばれ、ここから長月となったとも言われています。

他にもこの時期は、雨が多いことから長雨月(ながさめづき)と呼ばれることがあり、これが転じて長月となったという説もあります。

10月|神無月(かみなづきorかんなづき)or 神有月 or 神在月 (かみありずき)

神無月の由来として有名な説は、毎年10月に八百万の神様が会議のため出雲大社に集まるため、全国の神社で神様が留守になることから、神無月と呼ばれるようになったと言われています。

一方出雲では、神様が留守にならないので、神在月(かみありづき)と呼ばれるそうです。他にも、収穫したばかりのお米で新酒を醸すことから醸成月(かみなんづき)、新嘗の準備をするので神嘗月(かんなめづき)、単純に神の月という意味。

雷の時期が終了したことから雷無月(かみなしづき)と、たくさんの由来があります。

11月|霜月(しもつき)

霜月の由来は、寒さが進み、霜が降りる霜降月(しもふりづき)から霜月と呼ばれるようになったという意味が一番有名です。

他にも、宮中の新嘗祭があり、新穀を食べる時期から食物月(おしものづき)からきているとも言われています。

12月|師走(しわす)

師走の由来は、年末になり師匠が慌ただしく走り回るという由来が良く知られています。一方師走は当て字だとも言われており、一年が終わる意味の歳果つる(しはつる)や歳極(としはつ)から来ている説や、仕事が終わるという意味の仕極つ(しはつ)から来ている説。

農事を全て終えたという意味のし果つ月(しはつつき)から来ている説が由来だと言われています。

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4.まとめ

普段カレンダーで見かけていた旧暦のこよみについて詳しく知ることが出来たと思います。読みも書きも難しくないので、すぐに覚えることが出来ると思います。

今の時期とはずれていますが、稲作関係やその時期の特徴からきている由来に、日本ならではの風情を感じることが出来るのではないでしょうか。

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