【竹にまつわる不思議】120年に一度しか咲かない竹の花逸話

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建築や工芸品などに用いられる竹。

春には筍として食べますし、門松や鹿威し(ししおどし)など、日本文化には欠かせない植物ですよね。

竹は日本人にとって大変身近ですが、同時にミステリアスな植物であることは意外に知られていません。

事実竹はその生態も神秘的です。

竹の成長が、信じられないくらい早く、種類によっては1日に1mも成長します。

そのため、どんどん増えていく竹林が近年問題になっていると思えば、突然一斉に枯れたりなんて事件もあります。今から50年前に竹の大部分が一斉に枯死する、という異常な出来事があったのはご存じでしょうか。

竹が死滅した原因は、異常気象などの環境の変化や、山火事などではありません。それは、世にも珍しい「竹の花」が関係したのです。

今回は120年に一度花を咲かせる竹の不思議な話をしていきます。

1.不吉な事件簿|竹林の枯死

大分県は竹工芸が盛んで、その歴史は日本書紀まで遡ります。

たくさんの竹を利用した大分県臼杵市の幻想的な祭り「竹宵(たけよい)」を知っている人もいるでしょう。

大分県では、現代でも竹細工の伝統工芸師がおり、加工品を製造する製竹工場があります。 その大分の竹工芸が、危機に瀕したことがありました。

1960年代後半、不吉な出来事が起こります。突然、竹林の大部分が枯れてしまったのです。

竹細工工芸師や製竹工場は、備蓄したものや輸入で何とかしのぎましたが、大打撃を受けました。

現在、成長が早くどんどん拡大していく竹林は、日本各地で悩みの種にもなっています。

竹が一斉に枯れてしまう様子など、とても想像できません。このとき、なぜ竹林は一斉に枯れてしまったのでしょうか。

2.不吉な事件の真相|竹の花

竹林が死滅したのは、異常気象のせいでも、山火事によるものでもありませんでした。

これは世にも珍しい「竹の花」が関係していたんです。

一生に一度見れるか見れないかぐらい貴重な竹の花

知られていませんが、竹も花を咲かせます。その花は大変貴重で『竹の花を見たことがある』という方はほとんどいないでしょう。

なぜなら、竹の花は「120年に1度咲く」と言われている伝説の花だからです。

竹はイネ科の植物なので、その花とゆうのは、色とりどりの花びらがあるわけではなく、田んぼの稲穂についている稲の花にとても似ています。

DSC00699出典:佐渡の老舗旅館番頭の佐渡情報より

120年に一度 一斉開花・一斉枯死するのが竹の特徴

竹の花が一斉に開花した後、一斉に枯れてしまうことがあるんです。

この一斉開花・一斉枯死は、竹の種類によっては120年に1度起こることがわかっています。

竹の花の周期は、120年の周期なので、人間の寿命に合わせると生きている間に1度見れるか見れないかですよね。

枯れても花が種子を残すので、竹林はやがて元に戻りますが、それには10年ほどの月日がかかります。

竹は無性生殖なので本来花は必要ない

竹は、通常地下茎による無性生殖で増えますので、本来花は必要ないんです。

なぜ一定の周期で開花が行われるのでしょうか。無性生殖で増えた竹は、いわゆるクローンですので、遺伝子が同一となります。

遺伝子が均一ですと、環境の変化に適応できず、絶滅してしまう恐れがあります。そこで、一定の周期で有性生殖をして環境に適応している、という説が有力です。

竹は一本枯れると全体で枯れる運命共同体型

竹は他の草木と異なり、1本1本の竹が全て地下茎で繋がっています。

そのため、1本が枯れると、他の竹も一斉に枯れるのは不思議ではありません。これが120年に1度の周期で訪れ、竹林は世代を越えるのです。

3.近年の竹の開花スケジュール

最近では、いつ竹の開花が見られたのでしょうか。

竹の開花は非常に珍しいため、新聞にも掲載されます。竹と同じ科に属し、竹より小型の「笹」の開花も竹同様珍しい出来事のため、よく報じられています。

笹もまた、竹同様何十年かに一度の周期で開花します。最近の竹と笹の開花を扱った新聞記事を挙げてみます。

  • 2012年4月 クロチクが開花(静岡県/静岡新聞)
  • 2014年6月 竹(種類不明)が開花(山形県/山形新聞)
  • 2014年7月 ハチクが開花(香川県/四国新聞)
  • 2015年4月 イッショウチザサ開花(京都府/京都新聞)
  • 2016年6月 スズタケ開花(愛知県/テレ朝ニュース)
  • 2017年5月 笹(種類不明)が開花(長野県/軽井沢新聞)
  • 2017年6月 タイミンチクが開花(神奈川県/神奈川新聞)
  • 2017年6月 ハチクが開花(高知県/高知新聞)
  • 2017年6月 マダケが開花(東京都/江戸川区ウェブサイト)

ここ数年、日本各地で竹と笹の開花が報告されています。まさに今が、120年に一度の竹の開花時期に当たるのでしょうか。

4.竹の開花が不吉と言われる理由

現代では、竹の花は珍重されますが、昔から竹の花は不吉なことが起こる前兆と信じられてきました。

  • 竹の花が咲くと、大凶作に見舞われる
  • 竹の花が咲くと大地震などの天変地異が起こる
  • 竹の花が咲くと人が死ぬ 竹の花が咲くと悪いことが起こる

という意識は日本人共通のものだったようです。今まさに、日本全国で竹の花の開花時期を迎えているとしたら…言い伝えを信じれば、近い将来悪いことが起こる、ということになります。

竹の花が凶事の前触れ、とされるのは、

  • 稀に起こる一斉枯死の異常さが凶事を連想させた。
  • 竹の実を食べた野ネズミが大繁殖して実際に被害がもたらされた。

などの説があります。

いずれにしても、竹の花=凶事の前触れ、という言い伝えは、人間の想像力の産物である、と言えるでしょう。

最近の竹と笹の開花報告には、竹林が一斉に枯死したという続報はありません。

竹の開花には、一斉開花と部分開花があり、枯死が伴わないものは部分開花である可能性があります。部分開花の場合、数日で花はしぼみ、竹林は枯死することはありません。

5.竹の種類によっては不定期に開花するものもある

種類によっては毎年開花するものや、不定期に開花するものもあります。

マダケなどは120年に1度に一斉開花をして一斉枯死することがわかっていますが、日本には、マダケ以外の多くの種類の竹が生息していますので、竹の花が見られるのは、120年に1度というような極めて珍しいものではありません。

download真竹(マダケ)

近年、竹の開花の記事が目立つのは、竹や笹の花の珍しさが世の中に広まり、メディアに取り上げられるようになったためではないでしょうか。

竹の種類によっては、開花は毎年もしくは数年に1度見られるものであり、今現在がちょうど竹の花が咲く120年目の節目に当たるとは言えません。

6.まとめ

竹の花=凶事の前触れ、との言い伝えが迷信だとしても、120年に1度咲くと言われる花を見たら…竹林の一斉枯死を目の当りにしたら…大抵の人はどきっとしてしまうでしょう。

開花の周期や、一斉開花の理由など、竹の生態にいまだに分かっていないことが多くあります。竹はまだまだ謎のベールに包まれた植物です。

もし竹林を見かけたら、花がないか確かめてみてはいかがでしょうか。案外皆さんの近所の竹林にも、人知れず咲いている竹の花があるかもしれません。

 

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