日本に伝わる鬼とは何か?鬼の由来と4つの種類

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日本には何十種類もの妖怪や化け物が存在しますが、今回は、鬼に注目していきます。鬼ほど日本の昔話やことわざに頻繁に出てくる存在はいません。

鬼にまつわるこんなことわざがあります。

知らぬ神より馴染みの鬼

このことわざの意味は、

ありがたい神様でも近づきがなければ自分とは無関係で、鬼でも身近な存在のほうに親しみを覚えるということ。どんな人でも身近な人のほうが、よく知らない人よりもよいというたとえ。

鬼とは、日本人にとって古くから馴染みのある存在なのです。

鬼と聞くとこわいイメージがありますよね。鬼とは、いったい何者なのでしょうか?

今回は、鬼の由来・鬼の種類・鬼の正体について紹介していきます。鬼の意外な正体を知ることによって、鬼がもっと身近に感じられるかもしれません。

TOP画像出典:日本の鬼交流博物館

1.日本に伝わる鬼の由来

最近は、某通信会社の広告にも登場する鬼。今でこそ人気があり親しまれていますが、鬼は怖い面もありますよね元々の由来とはどんなものなのでしょうか。

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出典:au

鬼の語源

「おに」という発音が定着したのは平安時代で、それまでは鬼は「もの」と呼ばれていました。

「もの」には怨念を持った霊という意味があり、鬼はもともと邪悪な怨霊だったのです。

やがて、「姿の見えないもの、この世ならざるもの」を意味する隠(おぬ)という言葉が転じて、鬼(おに)に変化したと言われています。

このことから、昔から鬼の存在自体は、「姿が見えず人をはるかに上回る力を持った、災いをもたらす存在」であると考えられていました。

隠(おぬ)が転じて鬼(おに)となったという説がポピュラーですが、鬼の語源には諸説あります。

  • 「陰(おん)」が転じて「おに」になったという説
  • 古代から「おに」という固有名詞があったという説
  • 山からやってく神を擁護するる巨人を指す「オニ」からきたという説

など、どれが真実かは分かりませんが、鬼はもともと私たちの想像を遥かに上回る存在だったことは確かです。

漢字の「鬼」の意味

「鬼」という漢字は、もともと死体の象形文字であり、中国では鬼とは死者の霊魂のことを指します。

日本でいう「幽霊」のような存在であり、この世の人間に恋をする若い娘の亡霊だと考えられていました。また、若い娘の亡霊に限らず、鬼とは化け物全般を指しているという説もあります。

他にも、鬼とは人間が大きなお面をかぶっている姿であるとも考えられていました。

2.鬼の姿

鬼の姿といえば、角を生やし、体の色は赤や青で、トゲのついた棒を持ち、ヒョウ柄のパンツを履いている……。

桃太郎の絵本や節分の豆まきで、このような姿の鬼をよく目にしますよね。

先ほど、鬼とはもともと姿が見えないものだと書きましたが、鬼が仏教と結びつくことによって、仏教が考える地獄にいる鬼のイメージが根付いているようです。

仏教が考えた地獄のしおり|地獄で受ける8段階の罰

鬼とは、時代や場所によってさまざまな姿をしている存在なのです。

3.鬼の4つの種類

日本各地には、数えきれないほどの鬼伝説が残っており、有名なものでは、瀬戸内の桃太郎、秋田のなまはげや、京都の酒呑童子(しゅてんどうじ)などがあります。

鬼伝説に出てくる鬼は、人間に退治されたり追い払われたりと、厄介者として扱われることが多いです。なかには殺される鬼もいたりと、その末路は悲惨です。

少し可哀そうな気もしますが、鬼に生まれたからこそたどる運命なのでしょうか。代表的な鬼の種類を紹介していきましょう。

①節分の鬼は5色|『鬼は外!』

節分の豆まきで見かける、赤鬼や青鬼。他にも黄(または白)、緑、黒の3つの仲間がいるのをご存知ですか?

5色揃うとカラフルですね!そもそも、なぜ5色なのでしょうか?

仏教において、瞑想修行を邪魔する5つの煩悩(障害)のことを、五蓋(ごがい)といい、この5色お鬼たちはそれを表しているのです。

  • 赤鬼|貪欲(とんよく)……渇望・欲望
  • 青鬼|瞋恚(しんに)……怒り・憎しみ
  • 黄鬼(白鬼)|掉挙・悪作(じょうこ・おさ)……心が落ち着かないこと・後悔
  • 緑鬼|昏沈・睡眠(こんじん・すいめん)……倦怠・眠気
  • 黒鬼|疑(ぎ)……疑い

人間であれば、誰しもが持ったことがある感情ばかりですね。

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それぞれの煩悩が上から順に、赤鬼・青鬼・黄鬼(白鬼)・緑鬼・黒鬼に対応しており、節分の豆まきでは、自分が追い払いたい煩悩の鬼に豆をまくとよいといわれています。

鬼とは、人間の持つ5つの煩悩と考えられていたのです。

②厄除けの鬼|『鬼は内!』

節分では「鬼は外 福は内」という掛け声が一般的ですが、地域によっては「鬼は内 福は内」という掛け声で豆まきが行われているところがあるんです。

602_2鬼を家に招く話が日本昔話にはよく登場します

さらに、日本各地には鬼を祀った神社があり、埼玉県の鬼鎮神社や青森県の鬼神社などがあります。また、「鬼の宿」という鬼を迎える神事を行う地域もあります。

邪悪な存在のイメージが強い「鬼」ですが、「人間のおよばぬ神聖な存在」として扱われることもあります。

鬼とは、崇高な神の使いだと考えられていたのです。

③鬼瓦|家の守り神

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家やお寺の屋根の棟(屋根の頂上部分や四隅)に設置されている瓦のことを、鬼瓦(おにがわら)といいます。

鬼の顔がついているものから雲型まで、さまざまなデザインがあります。現代でも、至る所で鬼瓦を目にすることができます。

鬼瓦には、厄除け・魔除けの役割があります。「その恐ろしい形相で身に降りかかる災難を払ってほしい」という願いが込められています。

鬼とは、家の守り神でもあるのです。

④人間の化身として鬼になる

恐ろしい形相を持つ鬼の存在が伝わる一方で、人間の持つ恨みや憎悪などが満ちて、人間が鬼に変化したという説もあります。

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「般若のお面」がその典型で、女性の嫉妬心が鬼に変化したものだといわれています。

現代では、夫に恐れられている妻を「鬼嫁」と言いますよね。鬼嫁も、人間の化身と言えるかもしれませんね。鬼とは、人間の負のエネルギーが化けた存在でもあるのです。鬼の正体が人間だったとは、驚きますね。

4.鬼の正体

さまざまな種類の鬼を紹介しましたが、結局、鬼の正体とは一体何なのでしょうか?鬼は、次の2つに大きく分けることができます。

鬼は、次の2つに大きく分けることができます。

  1. 実体として存在する鬼
  2. 人間の想像上の産物としての鬼

①実体として存在する鬼

実体として存在する鬼」は、恐ろしい姿をした目に見える鬼です。鬼伝説に登場し、実際に人間を襲ったり追い払われたりして人と関わっていました。

本当に「鬼」という生物がいたのかどうかは定かではありませんが、瀬戸内の女木島(別名、鬼ヶ島)という島には、鬼が住んでいたとされる洞窟があり、現在では有名な観光スポットになっています。

②想像上の産物としての鬼

一方、「2.人間の想像上の産物としての鬼」は、節分の鬼(5つの煩悩)や般若のお面のように、人間の恐ろしい内面を象徴する存在です。

結局、鬼の正体を1つに絞ることは不可能であり、鬼とは幾多もの正体を持った不思議な存在と言えるのではないでしょうか。

悪さをする鬼もいれば、守り神の鬼もいたり、人間が化けて鬼になったりすることもあるんですね。

5.まとめ

いかがでしたか?

日本各地の鬼伝説から般若のお面まで、実にさまざまな種類の鬼がいましたね。鬼とは、時代や地域によって姿も性格も全く異なる摩訶不思議な存在なんですね。

あなたの住んでいる地域にも、不思議な鬼伝説があるかもしれませんよ。普通の休日に飽きたら、鬼伝説を探しに出かけてみてはいかがですか?

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